「今後も本四間の大動脈に」瀬戸大橋線開業30周年、岡山駅で式典

瀬戸大橋線開業30周年記念のテープカットを行うJRと、岡山、香川両県の代表者ら=岡山市北区
瀬戸大橋線開業30周年記念のテープカットを行うJRと、岡山、香川両県の代表者ら=岡山市北区

 岡山駅と対岸の高松駅で10日、開業30周年記念行事が開催されたJR瀬戸大橋線。このうち岡山駅では記念式典が瀬戸大橋線のホームで行われ、JR西日本岡山支社の森本卓寿支社長が「今後とも本四間の大動脈として安全な運行に努めたい」とあいさつした。

 同線は瀬戸大橋開通とともに運行開始。JR西日本によると30年間で延べ約2億6千万人が利用した。

 岡山駅式典では伊原木隆太知事が「本四間での通勤・通学で、現在は日々利用している方も多い。瀬戸大橋からの美しい眺めで、こんなにうれしい移動時間はない」などと祝辞。

 香川県の西原義一副知事も「瀬戸大橋は新幹線運行も可能な規格。岡山-高松間が30分間で結ばれるように」と四国側の悲願もアピールし、岡山駅長や関連企業代表らとテープカット。松山行き臨時列車「瀬戸大橋線開業30周年記念号」の出発合図も行い、約100人の乗客を見送った。

 同列車に乗車するため奈良市から訪れた明槻和宏さん(44)は「かつては高松が四国の玄関口だった。この30年間で四国の各都市と直結が可能になった」と感慨深そうだった。

 一方、高松駅では午後、記念ヘッドマークのお披露目式を開催。9月末日まで岡山-高松間「マリンライナー」が装着、運行する。

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