妊娠中に触れるネット情報 産科医の86%「信憑性が低い情報が多い」 正確な情報をアプリで配信

「古い情報が多い」

 この調査では、産科医と妊産婦の間で、情報の信憑(しんぴょう)性の認識に大きな差があることも分かった。

 「インフルエンザの予防接種は妊娠したら打てないと思っている人が多い。しかし、妊婦が感染すると重症化の可能性があるので、妊婦が最優先なのは産科医には常識だ」

 日本産科婦人科学会幹事長の阪埜浩司医師はこのような事例を挙げる。

 ネット情報など妊娠中に触れる知識について、産科医の86・8%が「信憑性が低い情報が多い」と判断するのに対し、妊産婦はわずか33・3%。「古い情報が多い」と感じている妊産婦も12・1%にとどまり、産科医(28・1%)の半数以下しかいなかった。

 リクルート発行の「ゼクシィBaby 妊婦のための本」の尾花晶編集長は、妊産婦がネット記事などを読む際、注意すべき点を次のように指摘する。

 「誰がいつ書いたのか、監修者はいるのかなどを確認することが重要。妊産婦本人による体験談も多いが、体は人それぞれなので、医師らが監修した記事を参考にしてほしい」

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