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北朝鮮がまた飛翔体発射

めぐみへの手紙

「最後のチャンス生かして」 首相にお願いしてきました 横田滋・横田早紀江

北の「手口」にだまされないで

今年1月、内閣府へ伺ったときのことです。「被害者救出のため、できることはやり尽くしました。これ以上、何を訴えればいいのか…」。めぐみちゃんの同級生の皆さんと、加藤勝信拉致問題担当相にこうお伝えしました。

それからというもの、お会いする方々からご心配の言葉をいただきます。「横田さんはもう、あきらめてしまったのだろうか」と思われた方もいるようです。

確かに、お父さんもお母さんも年老いて、病気もあり、疲れ果てています。ここ何年かで、本当に無理がきかなくなりました。めぐみちゃんのことを思い続け、全国の津々浦々を回って訴えてきましたが、よく今日まで生きてこられたと、気が遠くなります。

今、強く思うのは被害者全員を救い、最後に祖国の土を踏ませる責務は、日本国であり、政府であり、政治家にあるということです。

一庶民で、普通のお父さん、お母さん、そしてきょうだいだった家族たちは一致団結して救出運動を続けてきました。戸惑いながらも、たくさんの場所で皆さまの前に立ち、全身全霊で訴えてきました。だからこそ、お母さんは「子供たちを救うために、訴え、考え得るすべてのことをやり尽くした」と思えるのです。救出をあきらめることは決してありません。ただ、解決に向けた大きなチャンスといわれる今、老いた家族に長い時間を待てる猶予はありません。