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カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案について、政府が今国会での成立を目指す中、IR実現を見据えた動きが大阪で活発化してきた。月内にカジノゲームを仕切るカジノディーラーの養成学校が開校し、IR関連業界の大規模なイベントも開催。誘致の有力候補になる大阪に民間事業者が強い関心を寄せている。
ディーラーを養成
IR実施法案に関し、IR整備箇所数を全国で最大3カ所とすることなどで自民、公明両党が合意。政府は大型連休前に法案を閣議決定して、今国会に提出する方針だ。6月20日までの会期の今国会で成立すれば、第1弾となるIR開業は2020年代半ばとなる見通しで、誘致に積極的な大阪に拠点を置く民間事業が出てきた。
カジノディーラーを養成する日本カジノスクールは今月14日、大阪市中央区の商業施設「なんばマルイ」に大阪校を新設する。