鳥と花をテーマにした松江市の「松江フォーゲルパーク」内に、フクロウと触れ合える常設施設「ふくろうハウス」が完成した。31日にオープンする。
同園では90種類400羽の鳥を飼育。このうち、フクロウは22種40羽がおり、正面玄関の長屋門に展示室を設けてガラス越しに観察が可能。また、飛行ショーに登場したり、ショーのあとにふれあいの時間が設けられたりして、園内の人気者になっている。
このため同園では、フクロウにより親しんでもらおうと、新たにふくろうハウスを設置。白を基調とした木組みのガラス小屋で、広さ約70平方メートルの室内にフクロウ6〜7羽がおり、入園者が間近で見ることができる。
また、スタッフが常駐する「ふれあい時間」(平日=午前10時20分〜同50分と午後2時〜同50分▽休日=午前10時〜同50分と午後1時半〜2時50分)には、フクロウに触ったり、フクロウを腕などに載せたりして楽しめる。
同園は「人に慣れるようトレーニングしたフクロウたちなので、安心して近くで楽しんで」とPR。一足早くふくろうハウスを見学した鳥取県米子市の新田麻紀さん(34)は「1歳の息子が鳥に興味を持ち始めたので来ました。こんなに近くでフクロウに触ることができるんですね」と話していた。問い合わせは同園(電)0852・88・9800。