2時間以上に及んだ衆院予算委員会での証人喚問も大詰めとなり、日本維新の会の丸山穂高氏が質問に立った。
丸山氏「日本維新の会の丸山穂高でございます。本日の証人喚問、はっきりとですね、総理や夫人、総理夫人、官邸、大臣、省内、他局の関与はないとこれは明確にはっきり述べられましたけれども、ではなぜ、誰がね、なぜこれに対して、っていう一番国民の皆さんが知りたい部分に対して残念ながら訴追の恐れがあるというご発言ばっかりで、全く明らかになってないというふうに思います」
「これね、なんで断言できるのかっていうのは皆さん不思議に思ってると思うんですけども、今の他の委員のご答弁だとですね、通常そうしたことがあればですね、局長であったご自身に対してもこうしたことがあった、大臣から指示があった、官邸から指示があったという話があるはずだということですが、全くご自身が関与していなければ、これに関してそういった報告はそもそも上がりませんよね。ということは、ご自身としてはこれに関与していると認めたも同然じゃないですか。いかがでしょうか」
佐川宣寿前国税庁長官「今の前提は、私が仮に知らなくて、誰かがやっててそこにその官邸の指示があったということだという理解なんですが、それはその官邸なり大臣が、私を外して下の者とそういうことをしているという前提になるのかもしれませんが、いずれにしても、理財局の財務省の部下職員が、そういう政治的に高い次元から何か話をしたときに、局長に話を入れないで済むというふうにはなかろうというふうに思っておりますので、どういうケースでも、そういう場合は、理財局長に話が上がってくるものだというふうに思っております」