佐川氏証人喚問

詳報(2)丸川珠代氏「首相や昭恵夫人から書き換えの指示は」 佐川氏「ございませんでした」

 「もちろん議院証言法第4条に保障された刑事訴追を受ける恐れのあるものが、証言を拒む権利について、十分踏まえた上でのことでございます。国民の行政の信頼の回復を図るために、そして、佐川さんが財務省に残してきた後輩たちのためにも、誰の指示で、なぜ書き換えが行われたのか、知り得る限りの事実をお話ください。よろしくお願いいたします」

 佐川宣寿前国税庁長官「まず、この、理財局で行われた決裁文書の書き換えでございます。若干だけ長くなりますが、ご説明を申し上げます。昨年の2月でございまして、森友学園に対する報道が2月の上旬にございました。国有地の売却の価格が非開示だったというのが、報道の発端でございまして、それ以降、2月の中旬以降だと記憶してございますが、連日、国会で、ご質問をいただきまして。まあ、事務方の話でございますけれども、連日連夜、国会答弁の資料を作ってございました。そういう中で当然、国会の方から資料のご要求がございました。それにもちろん対応するということでございます」

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