【政界徒然草】財務省・太田充理財局長、国会で針のむしろも実は財務次官候補のエース官僚(4/5ページ) - 産経ニュース

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政界徒然草

財務省・太田充理財局長、国会で針のむしろも実は財務次官候補のエース官僚

 そんな太田氏に対しては「前任者が起こした問題なのに、完全な尻拭い」などの同情論も聞こえてくる。

 「太田さんの仕事ぶりを見ていたが、一党一派に偏しない、日本国に忠誠を尽くす官僚だ。極めて優秀な仕事ぶりに感銘した」

 3月20日の衆院財務金融委では、野田政権で首相補佐官を務めた立憲民主党の末松義規氏(61)が追及相手の太田氏を絶賛する場面があった。野党議員として与党の和田氏を批判する目的もあろうが、実際に太田氏を評価する声は多い。

 文書改竄問題の国会対応に当たっている与党国対幹部は「国対への説明も的確で、財務官僚らしからぬ低姿勢」と評する。「見るからに切れ者」というタイプではないのだが、財務省関係者によれば、部下に慕われており、同期入省(昭和58年)の岡本薫明主計局長とともに事務次官の有力候補だという。

 昨夏の人事では、事務次官コースの定番である官房長ではなく、理財局長に就任した。コースから外れたのではなく、理財局の立て直しを期待されたようだ。