川崎市の夢見ケ崎動物公園は、飼育展示しているレッサーパンダ4頭のうち、雄で2歳の「ケンタ」が、4月4日に兵庫県の動物園「姫路セントラルパーク」に引っ越すと発表した。雌とつがいで飼育し、繁殖を目指す。今後、夢見ケ崎動物公園に戻る予定はないという。
ケンタは平成27年6月16日、同園で雌の「ケイコ」とともに双子として誕生。元気いっぱいの姿が来園者の目を楽しませてきた。
岩瀬耕一園長は「送り出すのはとても寂しいが、現地でうまくペアとなってくれることを期待している」と話した上で、「市民のみなさまには、とてもかわいがってもらいました」と感謝を述べている。
同園でケンタが見られるのは、同月3日午後4時の閉園までという。