リーダーの素顔

一度辞めた会社で社長に ミキモト社長異色の経歴

 【ウオーキング】46歳で独立したころ片頭痛に悩まされ、運動不足を解消するため始めて以来、雨の日を除き毎日続けている。英国出張の際にはロンドンの広大なハイドパークで帰り道を2時間見失い、同行社員を心配させたことも。「自宅の周りを毎日歩くと、知人が自然に増える。引退後も考え、自分が暮らす街での交流をもっと広げたいですね」

 吉田均氏(よしだ・ひとし)昭和17年7月21日生まれ。早大商卒、40年御木本真珠店(現ミキモト)入社。46年からニューヨーク勤務を3年経験、帰国後は総務部長、本店営業部長、ロジスティック担当部長など。経営方針に反発して63年に退社し、同僚3人と東京・表参道にサロン型の宝飾店を開く。平成21年に一線を退いたが、請われて23年11月にミキモト社長に就いた。東京都出身。

 ミキモト 世界初の真珠養殖に成功した御木本幸吉が明治32(1899)年に創業した。非上場。本社を東京・豊洲、本店を東京・銀座に置き、従業員722人、売上高250億円、最終利益19億円(いずれも平成29年8月期)。発祥の地・三重県鳥羽市で、博物館や海女の実演などを見学できる「ミキモト真珠島」も運営している。海外店舗はニューヨーク、ビバリーヒルズ、パリ、ロンドン、上海、北京、マカオ、香港、台北、バンコク、シンガポールなど。

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