街の不具合アプリで連絡を 神戸市、画像・位置情報で迅速対応 - 産経ニュース

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街の不具合アプリで連絡を 神戸市、画像・位置情報で迅速対応

 神戸市は、市民からの相談や苦情を画像付きで受け付けるスマートフォンのアプリを開発し、来年4月から導入する方針を固めた。道路の不具合など市民の相談に迅速に対応するのが狙い。今年秋ごろから試験運用を始める予定。同様のアプリを独自に作成して運用するのは県内で初めてという。

 市によると、平成28年度に市民から寄せられた相談などの総数は1万306件。広聴課が所管する「市民の声集約活用システム」に情報を集約し、各担当部局に振り分けてきた。

 ただ、「道路にひび割れがある」「公園の遊具が壊れている」といった相談では、職員が現場を視察する必要があり、対応に時間を要していた。そこで、市は相談などを受け付けるアプリを独自に開発し、送信されてきた画像や位置情報などから迅速に対応できるシステムを作ることにした。

 対象は市内在住・在勤・在学者。アプリをダウンロードした上で道路や遊具の不具合などを写真で撮影し、コメントを添えて送信する。日時や場所の情報も自動的に送られ、アプリの地図上に表示。投稿された写真や市の対応状況などは、アプリや市のホームページなどを通じ、誰でも閲覧可能になるという。

 市は今年秋ごろから数カ月間、30〜100人の市民を対象にアプリを試験的に使用してもらい、課題などを検証して来年4月からの本格導入を目指す。事業費は約1600万円。同様のアプリは、政令市では千葉市や仙台市など5都市がすでに導入しているという。

 神戸市の担当者は「優先順位を付けながら、市民が困っている事案を迅速に把握し、的確に対応したい」と話した。