「子供たちの命と教育に携わる」消防士とサッカーコーチの二足のわらじ…奈良・生駒市の副業解禁第1号 - 産経ニュース

メインコンテンツ

「子供たちの命と教育に携わる」消防士とサッカーコーチの二足のわらじ…奈良・生駒市の副業解禁第1号

「子供たちの命と教育に携わる」消防士とサッカーコーチの二足のわらじ…奈良・生駒市の副業解禁第1号
「子供たちの命と教育に携わる」消防士とサッカーコーチの二足のわらじ…奈良・生駒市の副業解禁第1号
その他の写真を見る (1/2枚)

 生駒市で副業解禁第1号となった吉尾大輔さん(33)の本業は、市消防本部に勤める消防士。市民生活を守る重責を担うかたわら、地元のサッカークラブでコーチとしての顔を持つ。

 生駒市出身。「命がけの仕事」にやりがいを感じて消防士を志し、平成22年4月に採用された。翌年3月に発生した東日本大震災では、応援部隊として宮城県内の被災地で捜索活動などに従事した。現在は消防士長として、火災や救急救助の現場で昼夜を問わず奮闘する毎日だ。

 一方、消防士になってからも「地域の子供の成長を見守りたい」との思いは捨てがたかった。3交代制で勤務する合間を縫い、週に1日程度、大学時代にアルバイトしていた地元のサッカークラブ「F.C.GOLEIRO」で指導。ボランティアだったこれまでとは違い、昨夏からは報酬を受け取るようになり「身が引き締まる」と話す。

 将来的には、小学生のチームで監督ができるライセンスの取得も目指している。

 子供たちは練習中、「最近、火事あったん?」などと気軽に声をかけてくるといい、チームでは「近所のお兄ちゃん的な存在」(吉尾さん)だ。

 「子供たちの命を守り、教育にも携わっていける。自治体と市民を結ぶパイプ役として地域貢献できれば」。今後も二足のわらじを履き、地元のために駆け回る。