【インディアンウェルズ(米カリフォルニア州)=住井亨介】女子テニスの大坂なおみ=日清食品=が18日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで開かれたBNPパリバ・オープンのシングルスでツアー大会を初制覇した。日本女子で通算11人目となり、四大大会に次ぐ規模の大会で快挙を成し遂げた。
世界ランキング44位の大坂は決勝で世界19位のダリア・カサキナ(ロシア)を6-3、6-2で下した。1回戦で元世界1位のマリア・シャラポワ(ロシア)を破って勢いに乗り、準決勝では現在の世界1位、シモナ・ハレプ(ルーマニア)も倒していた。
ハイチ出身の父と日本人の母を持つ大坂は昨年2月の国別対抗戦フェド杯で初めて日本代表入りした。2020年東京五輪でメダル獲得が期待されている。
男子シングルス決勝は、第6シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)を破って優勝した。