群馬県草津町の動物園「草津熱帯圏」(今井敏夫園長)で、5頭のカピバラの赤ちゃんがお母さんと一緒にお湯にゆったりとつかっている様子が来場者を癒やしている。
カピバラは南米の湿地帯に生息しているネズミの仲間で、成長すると、体長は約1メートル、体重は約40〜60キロになる。
飼育担当の熊本耕治さん(35)によると、赤ちゃんはお母さんの「まめ」と、お父さんの「まさる」の間に7日生まれた。同園で5頭生まれたのは「これまでの最多」という。
おっぱいを飲んでいるが、お母さんのまねをしてキャベツやコマツナなどをかじりだした。1〜2カ月後にそれぞれの性別が判明次第、名前を募集する予定だ。