ワサビ栽培が世界農業遺産に認定 静岡県知事「使命感持って継承」

 国連食糧農業機関(FAO)が静岡県の伝統的なワサビ栽培を世界農業遺産に認定したことを受け、認定を働きかけてきた県内の首長らは9日夜、コメントを発表した。認定されたワサビ栽培地域は伊豆地域(伊豆市、下田市、東伊豆町、河津町、松崎町、西伊豆町)と静岡市の3市4町。首長らの主なコメント内容は次の通り。

 川勝平太知事「『静岡水わさびの伝統栽培』がFAOにおける審査会で世界農業遺産に認定されたことを大変喜ばしく思う。これまで認定に向けてご尽力いただいた関係者の皆様方に心から敬意と感謝を申し上げる。本県では既に『静岡の茶草場農法』(掛川市など)が認定され、2つの世界農業遺産を有する国内唯一の県となる。ワサビは豊富な降雨が生む豊かな森と湧水に恵まれた環境でしか育むことができない、貴重な作物だ。県としても地域の方々とともに、ワサビ田を取り巻く自然環境の保全と、世界に認められたこの伝統栽培の後世への継承に、使命感を持って取り組んでいく」

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