【ソロモンの頭巾】高校生の研究 環境保全や地域産業振興も 長辻象平(3/4ページ) - 産経ニュース

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ソロモンの頭巾

高校生の研究 環境保全や地域産業振興も 長辻象平

 事業展開では、徳島県立徳島商業高校のビジネス研究部の活動が目を引いた。カンボジアの高校生とアイスクリームなどの商品を共同開発し、現地の校内に国際協力機構(JICA)の交付金で建設された食品工場で製造する。異文化交流を通じて国際ビジネスの感覚も磨く。(高校生が選ぶ特別賞)

外来カエルを駆除

 生物多様性に関しては、北海道士幌高校の環境専攻班が十勝のカシワ林について研究。その保全と多様性の回復には林床を覆うミヤコザサの抑制が役立つことを突き止めた。(優秀賞)

 奈良県立御所実業高校の「生物多様性の保全」研究班は、素掘り水路とコンクリート水路の魚類群集を比較したり、県内各地で「田んぼの水族館」を展示したりした。スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の駆除も目指す。(優秀賞)

 和歌山県立田辺高校の生物部は、地元の半島のため池群で繁殖し、生態系に影響を及ぼすアフリカツメガエルの拡散防止と駆除活動に取り組んでいる。野外のアフリカツメガエルへの知見を深める貴重な活動だ。(国連大学サステイナビリティ高等研究所長賞)