自民党憲法改正推進本部の細田博之本部長は27日、民進党最大の支持団体である連合の本部(東京都千代田区)を訪れ、神津里季生会長ら連合幹部に憲法改正に関する党内議論の進捗状況を説明した。
連合は昨年から憲法問題について有識者らと勉強会を重ねており、各党に改憲をめぐる考え方や議論の進み具合などについて説明を求めていた。
関係者によると、自民党は細田氏のほか森英介衆院憲法審査会長、中谷元・元防衛相、根本匠元復興相が出席。連合は相原康伸事務局長らが同席した。細田氏は党がまとめた「改憲4項目」に関する党内の協議を説明した。
公明党憲法調査会の北側一雄会長も同日、連合本部で改憲をめぐる党の基本的考えや議論の状況を説明した。