大阪・中之島の未来医療国際拠点 基本計画案を大筋で了承 - 産経ニュース

メインコンテンツ

大阪・中之島の未来医療国際拠点 基本計画案を大筋で了承

 大阪市中心部の中之島地区で再生医療など最先端医療の実用化・産業化の推進を目指す「未来医療国際拠点」構想について、大阪府と大阪市は26日、施設構成や運営の枠組みを定めた基本計画案をまとめた。4月に設立する産学官による準備会議で平成33年度の開設に向け、さらに具体的な検討を行うとしている。

 計画案はこの日の検討協議会で報告し、大筋で了承された。市有地を活用する拠点は、臨床研究病床や細胞バンクなどを備えるメディカル棟と、企業や産学連携の研究施設などが入る研究開発棟で構成され、延べ床面積は計約5万平方メートルを想定。拠点の長期的な発展や安定的な収益を確保するため、施設の借り上げ方法を定めた運営の枠組みも提示された。

 また、関係機関でつくる「(仮称)未来医療推進機構」が事務局となって運営し、企業や医療機関、大学などの研究活動や産業化に向けた連携を支援。日本再生医療学会が学術面や人材育成分野での協力を実施する方針も固まっている。

 検討協議会では、来年大阪での開催が決まった20カ国・地域(G20)首脳会合を、世界に開かれた国際的な拠点を目指す上で「大きなチャンス」とし、官民が連携してPRなどを行うべきだとする意見などが出た。