奈良時代の食材使ったランチメニュー、女子大生ら開発 レシピをネット公開

奈良県と奈良女子大生が考案した「あおによし奈良の都のワンプレートランチ」=奈良市
奈良県と奈良女子大生が考案した「あおによし奈良の都のワンプレートランチ」=奈良市

 奈良時代の人々が食べていた食材を現代の感覚でおいしく調理した古代食レシピ「あおによし奈良の都のワンプレートランチ」を奈良県と奈良女子大学の学生が共同開発し、26日に県庁で試食会が行われた。レシピは同日からインターネットで公開するほか、奈良市内の飲食店2店舗で3月13、25日に各店10人限定のランチメニュー(税抜き1800円、事前予約制)として提供する。

 県は「食」という切り口から歴史に親しんでもらおうと、奈良の食材を生かしたメニューを開発している同大の「奈良の食プロジェクト」とコラボ。古代食グルメプロジェクト「古都恋都(ことこと)ぐるめ」と銘打ち、昨年10月からレシピ開発をスタートさせた。

 食材や調味料は古事記や万葉集、正倉院文書など、古代の文献に登場するものに限定。奈良時代の政治家、長屋王の邸宅跡から発掘された木簡に書かれているイワシや、万葉集に登場するサトイモなどを使い、調味料にはしょうゆのルーツとなった「醤(ひしお)」や古代のチーズ「蘇(そ)」を活用した。