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【平昌=原川真太郎】平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケート女子の団体追い抜きで金メダルを獲得した高木菜那(25)と高木美帆(23)、菊池彩花(30)、佐藤綾乃(21)の4人が25日、平昌のメディアプレスセンターで記者会見し、改めて大会を振り返った。
24日に行われた新種目のマススタートで優勝し、日本女子として冬季五輪で初めて1大会2個の金メダルを獲得した高木菜は、「(マススタートは)本当に予想通りの展開になってくれて、最後のスプリントで勝つことできた。まだ実感がない」と満面の笑み。
1500メートルの銀、1000メートルの銅と合わせて1大会で「金」「銀」「銅」すべてを獲得した高木美は、「どの種目にもしっかり向き合えた。特にパシュート(団体追い抜き)ではずっと金メダル狙っていたので、自分たちだけでなくてサポートしてくださる方々のためにも、とれて良かった」と話した。
今大会、きょうだいで出場する選手が目立った日本代表の中でも、際だった活躍を見せた高木姉妹。姉の高木菜は「1500メートルで妹がメダル取ってくれて、どんどん波に乗ってメダル取れた。いい風吹いた」と感謝。高木美も「マススタートは最後の種目だったので、ドキドキしながら観戦した。最後に内側から差したのはさすがだなと思った」と姉を称えた。