23日に準決勝、24日に3位決定戦を放送した平昌五輪のカーリング女子に関するNHKの新聞テレビ欄が、SNS上などで話題となっている。メンバーが試合中に交わす会話で話題を呼んだ北海道なまりの「そだねー(そうだね)」という言葉を連日、テレビ欄に折り込み、カー娘たちの健闘を紙上で祈った形だ。
「緊急生中継!そだねー史上初のメダル獲得へ」(23日の準決勝)、「話題のカーリングも残り2試合、そだねー」(24日の3位決定戦)-。NHKがカーリング女子の試合を伝えるテレビ欄には2日連続して、「そだねー」の文字が並んだ。23日には、休憩時間に日本代表の選手らが口にする北海道北見市の菓子「赤いサイロ」が話題になっていることを受けてか、「おやつタイムは第5エンド終了後に」との言葉が入った。また24日は、試合が延長エンドにまで及び、テレビ欄に準決勝の結果を時間的に反映できなかったため、25日午前に始まる決勝について、「日本代表・LS北見がそちらに進んでいることを願います」といった応援メッセージを入れた。
残念ながら、日本代表の決勝進出はかなわなかった形だが、NHKのテレビ欄のこうした遊び心に、ツイッター上などでは、「ほっこりした」「笑った」「堅いイメージのNHKなのに」「和んだ」などと好意的な反応が続出した。