皇太子さま58歳 ご会見全文

 「私は幸い両陛下の下で、ここで育つことができまして、両陛下のなさりようを逐一小さい時から拝見する機会を持つことができております。こういったことは本当に有り難いことであると思います。そのように両陛下がなさっていることを拝見したり、あるいは両陛下がいろいろとお仕事などにお出掛けになる時に私も同行させていただくこともありました。例えば高校生の時にインターハイを御一緒に見たり、ボーイスカウトのジャンボリー、海外のアーティストが来てのコンサートなど、公(おおやけ)の場面で両陛下と御一緒に出席することができて、両陛下のなさりようを拝見しながら私も少しずつ、この立場に、ここに生まれたからには将来は天皇になるという、そういった自覚を持つようになったのではないかと思います。正確にどういうきっかけがあって、また、いつそういうことがあったか、そういう気持ちになったかということを、お答えすることは非常に難しいですが、徐々に自分の心の中にそういう気持ちが宿ってきたというように申し上げたいと思います」