保育園にフィリピン人英会話教師を派遣へ 横浜のマミー・インターナショナル

 国内では幼児期からの英語教育が過熱しており、首都圏の無認可保育園を中心に、英会話プログラムを設けるケースが急増。県内の待機児童は前年同期比2倍超の4411人(昨年10月1日現在)を数えており、年々入園へのハードルが高まるなか、「英会話や体操を教えてくれるなど、特色のある保育園の人気が特に高い」(同社)のが現状だ。

 優秀な人材急増も

 通常、これら保育園が英会話教師を採用する際には、現地代理人に依頼するか、日本在住の外国人を採用するケースがほとんど。運営者側が独自に外国人を育成する事業を展開するケースは「極めて珍しいのでは」(同)と明かす。

 フィリピンでは、アメリカがトランプ政権下で就労ビザがおりにくくなっていることから、日本で働きたいという優秀な人材が急増していることも追い風という。

 現在、大学などで日本語を学んだ経験があるフィリピン人を中心に採用しているが、「将来的には人材不足に悩む日本の保育園で、保育補助や事務スタッフとしての活用も目指す」としており、「フィリピン国内で保育士免許を取得した若者をターゲットに採用活動を行う」(同)方針だ。

 同社では今後、アジア各国で人材育成事業を展開し、「日本国内の人材不足解消の一助になれば」(伊藤社長)としている。