阪大、解答例をホームページで公開へ 入試ミス受け

 大阪大は20日、昨年2月の入試でミスがあり、本来合格だった30人が入学できなかった問題を受け、試験問題や解答例、出題の意図を大学のホームページで公表するなどの再発防止策を発表した。外部からの情報提供の機会を増やし、ミスの早期発見につなげるねらいがある。今月25、26日に実施する一般入試から導入する。

 阪大によると、解答例などは合格発表後の3月中旬をめどにホームページで公表する。著作権法上で制限がかかるものは除く。阪大はこれまで、解答例などの公表に関しては、4〜5月に希望者に大学で閲覧を認める程度にとどめていた。

 再発防止策ではこのほか、試験実施前に、問題を作成・校正した担当者以外の教員も加わり、問題を点検する。

 試験終了から合否判定までの間では、主に1年生の阪大生30人に問題を解かせ、不備がないかを調べるほか、これまで任意としていた予備校作成の解答速報とのチェックを義務づけ、大学作成の解答例との整合性を検証する。

 阪大は「試験問題を多面的、重層的に点検する体制を強化し、不適切な出題を防止したい」としている。