陸自隊員の新制服 全配布に10年も 予算確保や生地調達苦慮 士気低下の懸念も

 自民党国防族からも「10年は時間がかかりすぎだ」との声が相次ぎ、昨年12月に調達計画の短縮を求め、防衛省側は前向きに検討する姿勢を示したという。国防族の一人は「有事で命をかける自衛官に失礼だ。遅くとも5年程度でそろえるべきだ」と指摘する。

 陸自出身の佐藤正久外務副大臣は取材に「派手な装備品の調達ばかりに目がいくが、国防は最後は『人』だ。隊員募集の観点からも制服を含めた隊員の処遇に力を入れるべきだ」と強調した。