銃規制へ立ち上がる生徒 米フロリダ高校銃乱射で法改正訴え草の根運動

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部フロリダ州パークランドの高校で14日、17人が死亡した銃乱射事件で、同級生を失った生徒たちが銃規制強化を目指して草の根運動を始めている。今年に入って米国の学校での発砲事件はすでに17件発生。生徒たちは、集票力のある全米ライフル協会(NRA)と近い政治家たちが銃規制に取り組まない現状に怒り、「銃ではなく子供たちを守れ!」と訴える。トランプ米大統領への批判も強めており、若者の「声」が銃議論の転換期となるか注目されている。

 「NRAから寄付を受けている全ての政治家よ、恥を知れ!」

 17日の追悼集会で、襲撃現場に居合わせた女子生徒のエマ・ゴンザレスさん(18)がこう訴えると、数百人から「恥を知れ!」とコールが起こった。

 ゴンザレスさんは「もし大統領がひどい悲劇だったと言いながら、何も対策はしないと言うなら、NRAからいくら献金を受け取ったのか喜んで聞くだろう」とトランプ氏を痛烈に批判し、数千万ドルを受け取っていると暴露。同氏らがメンタルヘルス対策の重要性を掲げていることには、「注目すべき事実は、(容疑者の)精神疾患だけではない。ナイフだったら、これほど大勢に危害を加えられなかった」と強調した。