イスラエルとイラン応酬 ネタニヤフ氏、ドローン残骸を手に牽制 ザリフ氏「無敵神話崩れた」

 イスラエルのネタニヤフ首相は18日、ミュンヘン安全保障会議での演説で「われわれはイスラエルを守るためなら躊躇なくイラン自体にも行動をとる。その決意を試すな」と述べ、シリアなどで影響力を高めるイランを強く牽制した。

 ネタニヤフ氏の会議出席は初めて。ネタニヤフ氏は10日にイスラエル軍が自国領空内で撃ち落としたイランのドローン(無人機)の残骸とする物体を手にしながら、会議に参加したイランのザリフ外相を名指しして「これがわかるか。君のものだ」と挑発的に語った。

 続いて登壇したザリフ氏はこれに対し、ドローン撃墜後にイスラエル軍機がシリアによって撃墜されたことを踏まえ「ここ数日で(イスラエルの)無敵神話は崩れ去った」と反論した。(ミュンヘン 宮下日出男)