小平は2010年バンクーバー、14年ソチに続き3大会連続の五輪出場。バンクーバー大会では団体追い抜きで銀メダルを獲得している。個人種目では両大会でメダルに届かず、ソチ大会後、スピードスケート強豪国として知られるオランダに約2年間留学するなどして力を付けてきた。
昨季から500メートルは国内外で負け知らずで、ワールドカップ(W杯)では15連勝中。今大会では優勝候補の最有力とみられ、下馬評通りに頂点に立った。
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小平奈緒の話
「周りが何も見えないくらい、すごくうれしい。全て報われたような気持ち。最初から集中して、本当に自分の持ち味を出し切れたレースだった」