NHK、チャンネル数減も 多額剰余金・業務肥大化…強まる批判(3/3ページ) - 産経ニュース

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NHK、チャンネル数減も 多額剰余金・業務肥大化…強まる批判

 こうした中、NHKからはチャンネル数減を示唆する発言が出始めた。上田良一会長は「(8Kの)普及に全力投球する一方、視聴者にとって何が有益かという視点に立ち検討を進めたい」と言及。さらに経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)も「BSが4つになり、状況を見て整理が必要だ」と発言。8Kの普及には時間がかかるとみられるが、チャンネル数減のタイミングについて「そう遠い将来ではない」とまで言い切る。

 立教大学名誉教授の服部孝章氏(メディア法)は、「チャンネル数を減らすことと受信料制度との関係も議論する必要がある。さらに、今後の事業規模・範囲の適正な在り方について議論をすぐに始めなければならない。国会でも議論すべきだし、NHKも自ら内部で議論し発信すべきだ」と強調している。

 ■4K・8K NHKが現在放送しているハイビジョンに比べ、画面の光の点(画素)の数が4Kで4倍、8Kでは16倍となり、高精細でより臨場感がある画質の映像を見ることができる。平成30年12月1日から始まる本放送は対応テレビを買っただけでは見られず、今後、メーカーから市販されるチューナーなどを追加する必要があり、普及が課題。NHKでは現在、BSでBS1とBSプレミアムを放送しており、4K・8K放送が始まればBSは計4チャンネルとなる。