「4回転アクセルはやりたいなと思っています。それは、小さいころの自分だったら『前人未到だから』と言うと思うが、今の僕の気持ちとしては、自分にとって、やっぱり最後の最後に支えてくれたのは、トリプルアクセル」
「アクセルジャンプに賭けてきた時間、練習。質も量も、どのジャンプより多いし、何より、僕の恩師が言っていた『アクセルは王様のジャンプだ』と。そのアクセルジャンプを自分が得意として、それを大好きでいられる。それが本当によかったと思っています」
--夢がかなったとおっしゃっているが、この日のためにソチ五輪が終わった後に青写真を描いていたのか。またスケートの後、やりたいことは?
「キャリアを終えてから自分のやりたいことは…まだまだ英語下手くそだし、もっと勉強しなきゃいけないことはたくさんあるけど、世界中でいろんなことを学びながら、スケートで本気で1位を目指している人に何か手助けをしたいなと」
「僕は幸いにも、日本で(スケートを)やって、最終的にはカナダで練習して。幸いにも一番上のところに来たと胸を張っていえるので、そういった経験をみんなに伝えるお仕事ができたらなと思っています。それはコメンテーターであるのかもしれないけど、テレビというより、例えば、直接選手のお手伝いをしたり」