教室冷房延期で市長ら減給提案 千葉県白井市

 千葉県白井市は16日、市立学校への冷房化延期の責任を明確にするため、市長、副市長、教育長の給与を減額する条例案を、同日開会した議会に提案した。

 伊沢史夫市長は、市立小中学校教室への早期エアコン設置を表明、平成30年度には予算化される予定だったが、ふるさと納税による個人市民税の市外流出などで財政が厳しく、早くても33年度以降に延期された。

 減額率は▽市長=4〜9月20%、10月〜来年5月10%▽副市長=4〜9月10%、10月〜来年5月5%▽教育長=4月〜来年5月2%。伊沢市長は「けじめをつける」としている。

 白井市の30年度当初予算案は一般会計209億9723万円、特別会計などを加えた予算総額340億4653万円。一般会計は対前年度比3・0%増、総額では同2・3%の減。

 ふるさと納税による個人市民税の市外流出、土地価格の下落による固定資産税減により市税が同0・5%減の90億948万円になった。このため「神々廻(ししば)の森花壇美化等活動」などにはクラウドファンディングを使って財源とする。

 主な事業では学校給食共同調理場建設に19億8854万円、西白井地区コミュニティー施設整備に8654万円、待機児童対策に4498万円など。