平昌五輪

試練の4年越えた羽生結弦「気持ち全部出す」 きょう勝負のリンクへ

【平昌五輪】試練の4年越えた羽生結弦「気持ち全部出す」 きょう勝負のリンクへ
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 行くところ、メディアやファンが群がる。羽生結弦(23)=ANA=は世界レベルでのスター。韓国の有力紙「朝鮮日報」は15日付の紙面で「江陵羽生特需」との見出しでフィーバーぶりを大きく報じた。江陵市では日本から1万人ものファンを見込んでいるという。大勢の警備員やスタッフが取り囲むさまはまさにVIPだ。

 フィギュアスケート男子の頂上決戦は16日、ショートプログラム(SP)が行われ、熱戦の火蓋が切られる。「楽しさ、勝ちたいという気持ちを含めて全部出したい」。男子五輪連覇への期待が高まる中、羽生は自然体を貫き、本番に向け集中している。

 前回のソチ五輪はわずか19歳で頂点に立った。仙台のリンクで練習中に発生した2011年3月の東日本大震災を乗り越えての栄冠だった。その後、SPとフリー、それぞれで世界歴代最高得点を3度塗り替えた。日本のエースは「絶対王者」の称号を手にするようになった。

 順当ならば、五輪連覇は難しいものではなかったかもしれない。ところが、羽生にはこれでもかと試練が訪れた。五輪シーズン初戦の直前に右膝を負傷。さらには、昨年11月、右足首靱帯(じんたい)の損傷。NHK杯の公式練習中のアクシデントだった。映像が何度もお茶の間に流れたが、「あのひねり方はまずい」と関係者が口をそろえたほどだった。

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