平昌五輪

「偽公式グッズ」が韓国国内で横行 スニーカーの盗作疑惑も…

 大会5日目を迎えた平昌冬季五輪で、大会公式グッズの偽造商品が韓国国内で横行している。また、昨年末に韓国の百貨店が五輪開催を記念して製作したスニーカーをめぐっては、有名スポーツ用品メーカーのスニーカーへの盗作疑惑も浮上しており、今後も波紋を呼びそうだ。

 韓国の聯合ニュースによると、韓国特許庁では平昌五輪グッズに関連した偽造商品に関する取り締まり実績を発表。12日までに公開された同庁の資料によれば、90点が押収され、総額は98万ウォン(約10万円)相当に達した。

 韓国特許庁では取り締まりを続けているものの、聯合ニュースは「偽物販売が横行する海外インターネットサイトについては、中国の一部サイトを監視しているだけ」と摘発件数が氷山の一角であると指摘。「現場での取り締まりは、五輪の主要競技場周辺の商店街など限られた地域でしか行っていない」(聯合ニュース)という。

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