常夏の国ジャマイカから平昌五輪のボブスレーに出場する女子チームが愛用のソリに「クール・ボルト」と命名した。陸上界で世界最速のウサイン・ボルトにあやかったもので、「金メダル獲得を」と意気込んでいる。
1988年のカルガリー五輪に出場したジャマイカの男子ボブスレー選手を題材とした映画「クール・ランニング」(93年)が世界中で大ヒット。今回は「クール・ランニング」とボルトを掛け合わせた名前のマシンで世界最速を目指す。
ロイター通信によれば、選手の一人、ジャズミン・フェンラター・ビクトリアンは「多くの人が映画を通じて、ボブスレーを知るようになった。ジャマイカで(ボブスレーの)先駆けとして母国を代表し、懸命に戦った男性たちと比較されるのを私たちはとても誇りに思う」と語った。
また「女性であっても、危険で速く、力強いことができるということを人々に示せるのはとても重要なこと」と言い切った。(五輪速報班)