平昌五輪

「南北合同チームにノーベル平和賞を」 米国のIOC委員が主張

 国際オリンピック委員会(IOC)委員を務めるアンジェラ・ルッジェーロ氏(米国)が、平昌五輪のアイスホッケー女子に出場した南北合同チームに関して、「ノーベル平和賞に値する」と発言したことが11日、明らかになった。ロイター通信が伝えた。

 ロイター通信によると、ルッジェーロ氏は南北合同チームを「出場のために犠牲をいとわなかった真のチームだ」と称賛し、「ノーベル平和賞を受賞してほしい」と語った。

 IOCアスリート委員会の委員長を務めるルッジェーロ氏は、アイスホッケー女子で4度五輪に出場し、金メダルを獲得した経験を持つ。

 南北合同チームをめぐっては、韓国の文在寅大統領のほか、北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長、金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正・朝鮮労働党第1副部長らがそろって初戦のスイス戦を観戦し、南北の融和ムードを演出した。

 一方、合同チームの結成に至る過程では、選手の意向よりも政治的な思惑が優先された側面もあり、選手からは「(南北選手間の)呼吸が合ったとは考えていない」「多くの努力をしたが、点差が開いたことに失望した」などと不満が噴出している。(五輪速報班)

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