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平昌五輪が開幕した。2年後、復興五輪をうたう東京五輪の競技会場に東日本大震災の被災地から福島県営あづま球場(福島市、野球・ソフトボール)、宮城スタジアム(宮城県利府町、サッカー)が選ばれ、スポーツで被災地を活気づける機運が高まる。前年のラグビーワールドカップ(W杯)でも釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム(仮称、岩手県釜石市)で試合が行われる。一方、五輪ではボート会場として長沼ボート場(宮城県登米市)が候補に挙がったが実現せず、明暗が分かれた。(伊藤寿行、千葉元、内田優作)
■福島県営あずま球場(東京五輪)…内外野が人工芝化され、トイレなどの修繕が進められる。内野観客席は1万4000席。外野席やオーロラビジョン設置も検討する。
・福島市立西信中学校野球部「球場近くの中学校野球部の顧問、佐久間達也教諭と1、2年部員。テレビで見ている選手を近くのあづま球場で見られることは楽しみ。いつも大会で使っているこの場所が、東京五輪の野球やソフトボールの会場になることを自慢したい。見たい選手は大谷翔平!」