「がん効果」偽の薬販売 新たに元従業員の女2人逮捕 千葉県警

 「がんに効く」などとうたい、効能のない無承認医薬品を売るなどしたとして、千葉県警生活経済課は7日、医薬品医療機器法違反容疑(無許可販売・貯蔵)で、福岡市の健康食品販売会社社長、西牟田政志容疑者(56)と、いずれも同社元従業員で無職の女2人を同容疑(無許可販売)で逮捕した。3人は容疑を認めている。西牟田容疑者は既に同容疑(未承認薬の広告の禁止)で逮捕され、処分保留で釈放されていた。

 逮捕容疑は、3人は一部共謀のうえ、平成27年2月〜29年10月、許可なく43〜77歳の男女計14人に無承認医薬品の錠剤「セル源」及び「セル源M」計約3万9千錠(計約150万円)を販売。また、西牟田容疑者は福岡市の会社事務所内に同錠剤計約21万錠を販売目的で貯蔵したとしている。

会員限定記事会員サービス詳細