安倍晋三首相「平和条約問題は私とプーチン大統領が終止符を打つ」 北方領土返還大会で

 安倍晋三首相は7日、東京都内で開かれた「北方領土返還要求全国大会」であいさつし、「戦後72年が経過してもなお、日本とロシアの間に平和条約がないのは異常な状態だ」と述べた上で「この課題に私とプーチン大統領が終止符を打つ」と強調した。

 首相は今年5月に予定されている自身の訪露にも言及し、「首脳会談を行い、平和条約問題も取り上げる考えだ」と述べた。

 返還大会には河野太郎外相も登壇し「北方四島にかける日本国民の思いを明確に示し続けることが重要だ」と訴えた。

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