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2020年東京パラリンピック開催に向け、パラアーチェリーの第一人者、上山友裕さん(30)がこのほど、産経新聞のインタビューに応じた。「(2年半後の)東京でアーチェリー会場を満員にしたい」と、競技の魅力をアピールすることにも力を注いでいる。
美人の先輩が…
--子供のころはラグビーをしていたそうですね
上山 小学から中学まで。高校はずっとゲームセンターにいました(笑)。
--大学生になってアーチェリーを始めたきっかけは
上山 高校3年のときに隣の席だった友達がたまたま「大学に入ったらアーチェリーをやりたい」といっていたので、「じゃあ、いこうか」と話はしていたんです。
--入学して、すぐに始めたんですか
上山 体験入部に行ってみたら、美人の先輩が僕の担当をしてくれたんです。女性への耐性ができていなくて、うまく乗せられたというか…。
--難しくはなかったですか
上山 風船を割るゲームをしたら一発で割れたんですよ。今思えば、めちゃくちゃ近いんで、割れて当然なんですけど、美人の先輩が「センスあるよ」と言ってくれたんです。一発で当てられた感覚があって、すごく面白いと思いましたね。
--大学時代の成績は
上山 全然(ダメ)ですよ。大学でレギュラーになったぐらい。あとは全国大会に1回出場したぐらいです。
--レギュラーになるのは大変でしたか
上山 スポーツ推薦で入ってくる連中もいた中でレギュラーになれたので、自分でいうのもなんですけど、そこまではすごかったですね。同期に福田圭宏(よしひろ)という高校日本代表の選手もいたんで、いろいろと吸収できて成長のスピードは速かったけど、頭打ちも速かった感じです。