名護市長選

自民党の二階俊博幹事長「大きな一勝」、自公共闘で秋の沖縄県知事選に弾み 野党は「オール沖縄」瓦解に危機感

 自民、公明両党は5日、沖縄県名護市長選で両党などが推薦した渡具知武豊氏の勝利を受け、「今秋の県知事選に弾みがつく」(自民党幹部)などと「自公共闘」の成功に自信を深めている。一方、野党側は、各党が推薦・支持した稲嶺進氏の敗北により翁長雄志知事を支える「オール沖縄」勢力の瓦解にもつながりかねず危機感が募っている。

 自民党の二階俊博幹事長は5日の記者会見で、渡具知氏の勝利について「私どもにとって大きな一勝だった。この勢いを持続し、今後の沖縄の選挙を戦い抜きたい」と語った。

 今回の市長選では、市内で約2500票の基礎票を持つとされる公明党の「集票力」がものを言った。公明党県本部が推薦を見送った前回は自民党系候補が4千票超の差をつけられて大敗しただけに、今回、政府・自民党では昨年の早い段階から公明党の支持母体の創価学会幹部に働きかけ、渡具知氏の「公明党推薦」にこだわってきた。

 「やるからには負けるわけにいかない」

 公明党幹部の言葉通り、独自の選挙事務所を市内に設け、渡具知氏陣営の引き締めに走った。自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長の選挙期間中の名護入りも、公明党の強い要望で当初の1回から2回に増えた。

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