政界徒然草

首相の「五輪出席反対」大合唱の自民部会で配られた外務省「慰安婦」資料の気になる中身

 多くは産経新聞でも報じているが、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決をうたった15年末の日韓合意などおかまいなしに、慰安婦像・碑が増殖している実態が改めて分かる。たとえば昨年7月に設置された米ニュージャージー州バーゲン郡の慰安婦碑文は次の通りだ。

 「日本帝国軍により、拉致され、強制的に性奴隷にされ、重大な人権侵害に苦しんだ、『慰安婦』である20万人以上の女性と少女を記念する」

 慰安婦をめぐる説明には相変わらず、「性奴隷」「20万人」といったような史実をねじ曲げた表現や数字が踊る。米ニュージャージー州ブルックヘブン市の公園(公有地)に昨年6月に設置された慰安婦像の碑文には以下の記述がある。

 「(慰安婦は)主に朝鮮半島出身者であり、その大部分が第二次世界大戦中に死亡、または殺された」

 「大部分」の範囲が不明だが、碑文の前段で「慰安婦は最大数十万人規模」と推定していることから、数十万人が1945年までに死亡か殺害されたということになりうる。もちろん、その根拠に関する説明は一切書かれていない。ほかにも慰安婦の数を「数十万人」(米ニューヨーク・マンハッタンの韓人移民史博物館の碑文)としている説明があり、やりたい放題の様相だ。