政界徒然草

首相の「五輪出席反対」大合唱の自民部会で配られた外務省「慰安婦」資料の気になる中身

 そのため予定外の議題として加わった形だが、そんな中、ある女性議員が、もとの議題に絡めてこう訴えた。

 「現地の日本人の子供たちがどれだけいじめられているか把握しなければいけない。日本国内の子供たちだけでなく、国際的に活躍している、生活している子供たちを含めて多くの日本人を守るためにも毅然とした態度をとっていかなくてはだめだ」

 現地とは、韓国系団体などによって慰安婦の「像」や「碑」が設置された海外の都市を指す。

 米カリフォルニア州グレンデール市では2013年7月に慰安婦像が設置されて以降、韓国系や中国系の子供から在米邦人の子供がいじめや嫌がらせを受けていることが現地邦人らから報告されている。各地でも多かれ少なかれ同様の事案があるとみて、外務省の在外公館が実態を把握し、対応せよ-という意見だ。

 実は外務省はこの日、韓国以外の世界各地での慰安婦像・碑の設置状況を示した地図と写真入りの資料を示した。それによると、米国には少なくとも12の像・碑が設置されている。うち4つは昨年中に設置された。15年にはカナダ、16年にオーストラリア、17年はドイツにそれぞれ像が設置された。