市川の保育施設 勧告従わず施設名公表 千葉県、業務停止か閉鎖命令へ

 県は、同施設からの弁明を聞いた上で、県社会福祉審議会に諮り、同施設に閉鎖を命じることも含めた最終的な処分を決めるとしている。

 同課によると、同施設は平成9年4月に開所し、0歳から未就学の児童までを対象に、24時間預かっている。入所定員は5人で、現在は1人が同施設を利用しているという。県は同施設に対し、児童の受け入れ自粛を要請。現在入所中の児童については、市川市などと連携して対応するとしている。

 同施設をめぐっては、27年9月、入所中の2歳児が深夜に施設外にいるのを通行人が発見。児童はアパート2階にある同施設の窓から転落した疑いが強く、県が立入調査して安全対策を指導するなどしていた。この時は、同施設は「窓の鍵が壊れていた」などと説明したという。

 昨年11月には元入所者の親から「保育状況が分からない」などとする苦情があり、これを受けて県が特別立入調査を実施していた。

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