大阪国際女子マラソン

住吉区出身、生粋の大阪人 松田瑞生を支えた鍼灸院営む母と出身中学

1位でフィニッシュしガッツポーズする松田瑞生=28日午後2時32分、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(鳥越瑞絵撮影)
1位でフィニッシュしガッツポーズする松田瑞生=28日午後2時32分、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(鳥越瑞絵撮影)

「イェーイ!」

 大阪国際女子マラソンのゴールテープを切った瞬間、松田瑞生(22)=ダイハツ=は両手で大きくガッツポーズをすると、待ち構えていた母、明美さん(52)に抱きつき、喜びを爆発させた。

 発着点のヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)から約3キロ離れた同市住吉区出身という生粋の「大阪人」。2020年東京五輪の主役候補に一躍名乗りを上げる快走に、家族や関係者らは喜びを爆発させた。

 松田が本格的に陸上を始めたのは、中学2年のとき。地区のマラソン大会で優勝するなど、すぐに頭角を現したが、その競技人生を陰で支えてきたのが鍼灸(しんきゅう)院を営む明美さんだった。

試合前はり治療

 「必死で走るミーちゃん(松田)に、少しでも力になってあげたい」

 試合に臨む前は決まって治療を施し、今回も大会2日前、体にはりを打った。「普段より肩に余分な力が入っていない」と感じ、「調子がいい、結果も期待できるかもよ」と声をかけた。さらに、寒さに弱い松田のため、レース前日も宿泊するホテルまで出向き、体を温めるお灸も施したという。

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