「子育て世代が住みたい田舎」1位に茨城県常陸太田市 家賃・おむつ・保育補助…支援に自信

「子育て世代が住みたい田舎」1位に茨城県常陸太田市 家賃・おむつ・保育補助…支援に自信
「子育て世代が住みたい田舎」1位に茨城県常陸太田市 家賃・おむつ・保育補助…支援に自信
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 宝島社(東京都千代田区)が発行する「田舎暮らしの本」2月号の「2018年版住みたい田舎ベストランキング」で、茨城県常陸太田市が脚光を浴びている。人口10万人未満の自治体の中で、「子育て世代が住みたい田舎部門」の1位に輝いた。総合でも5位となっており、子育て支援策を進めてきた市の関係者らは自信を深めている。(上村茉由)

 「子育て上手 常陸太田」

 市役所庁舎や市ホームページなど、さまざまな場で目にする常陸太田市のキャッチフレーズ。少子化と人口減少に危機感を抱いた同市は、平成22年度から子育て支援や若い世代の移住促進に向けた事業に力を入れてきた。

 市の支援メニューは多岐にわたる。若い夫婦を呼び込むため、新婚家庭の家賃を最大3年間、月額2万円を補助する。子育て世代の負担軽減に向け、乳児のおむつ代を2万円分まで助成するほか、保育料は1人目から半額で、3人目からは無料になる。市内の病院では午後10時まで子供の夜間診療を行うなど、さまざまな施策が行われている。

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