【この本おもろっ】乙女な大人女子が胸キュン 少女マンガを短歌で表現 歌集「ライナスの毛布」に共感(1/3ページ) - 産経ニュース

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この本おもろっ

乙女な大人女子が胸キュン 少女マンガを短歌で表現 歌集「ライナスの毛布」に共感

【この本おもろっ】乙女な大人女子が胸キュン 少女マンガを短歌で表現 歌集「ライナスの毛布」に共感
【この本おもろっ】乙女な大人女子が胸キュン 少女マンガを短歌で表現 歌集「ライナスの毛布」に共感
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 恋や友情、家族愛などのはざまで揺れ動き、少しずつ大人の階段を上る少女の成長を描く少女マンガ。その名作の数々を、31音1行の短歌に込めて表現した歌集「ライナスの毛布」(書肆侃侃房、1700円+税)が、かつて少女マンガに親しむ女子だった大人たちの共感を集めている。著者にとって少女マンガは苦境にそっと寄り添ってくれる存在だった。「胸をぎゅっとつかむような、マンガから受け取った切なさをこの本からも感じてほしい」との思いがにじむほんのり甘酸っぱい作品に仕上がった。       (木ノ下めぐみ)

少女マンガを入り口

 飛び込んだ「やあ!」ってあなたの胸のなか雨よ降るなら降るがいい』(海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ』)

 黒羽根が僕をめがけて落ちるからショコラの香りを囮(おとり)に誘う(水城せとな『失恋ショコラティエ』)

 歌集を手掛けたのは大阪府在住の歌人、高田ほのかさん。短歌と聞くと少し身構えてしまいそうだが、少女マンガを題材にした短歌なら、印象に残った1コマが頭に浮かんで読みやすい。ドラマ化された作品も多く、原作は未読だという人でも楽しめそうだ。

 「多くの人が親しんだ少女マンガを入り口に、短歌の世界にも興味を持ってもらえたら」と笑顔で話す。