2017年3月に開催された野球の国際大会、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、韓国代表が1次リーグを行ったソウル市内のドーム球場、高尺スカイドームでは観客が食べ残しや飲み物のカップなどの大量のゴミを置き去りにしたことがニュースとなった。
専門家は公衆トイレの利用マナーの市民意識の向上が優先だと指摘。市民団体の代表は先進国の中で公衆トイレにゴミ箱がある国はないとしたうえで、「制度だけでなく、市民意識が変われるように政府や公共機関で積極的に広報に乗り出すべきだ」と説いている。しかし、開幕まで秒読み段階に入った。文化的民度が高まるには時間が足りないのではないだろうか。