【露大統領選】(1)プーチン氏の圧勝確実も嵐の前の静けさ(1/3ページ) - 産経ニュース

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露大統領選

(1)プーチン氏の圧勝確実も嵐の前の静けさ

 3月18日に予定されるロシア大統領選まで2カ月を切り、主な候補予定者が出そろった。現職のプーチン氏(65)に対する有力な対抗馬はおらず、同氏が圧勝する見通しだ。現行憲法は大統領職の連続3選を禁じており、プーチン氏が当選すれば2024年までの通算4期目が最終任期となる。選挙をめぐる状況を報告し、超長期化するプーチン政権の行方を探る。

(モスクワ 遠藤良介)

無風選挙に潜むリスク

 大統領選に実質的な競争がなく、「無風選挙」であることにこそリスクが潜んでいる。反政権派指導者として知名度を上げているナワリヌイ氏は、今回の選挙に出馬を認められなかった。同氏の陣営は抗議行動を準備しており、内政の波乱要因となりえる。通算4期目のプーチン政権が発足した後、プーチン氏の後継者をめぐる政権内部の抗争が激化する可能性も指摘されている。

 ナワリヌイ氏は昨年3月と6月、モスクワなどで大規模な反政権デモを行い、都市部中間階層や若年層の支持を印象づけた。各地方にも選対支部を続々と整備し、存在感を高めていた。