寝屋川監禁

凍死女性、小6から「体にあざ」「父親怖い…」同級生らが証言 監禁罪などで両親起訴

柿元愛里さんが遺体で発見された自宅=平成29年12月27日、大阪府寝屋川市(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)
柿元愛里さんが遺体で発見された自宅=平成29年12月27日、大阪府寝屋川市(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)

 大阪府寝屋川市の民家の隔離部屋で柿元愛里さん(33)が両親に長期間にわたって監禁され、凍死した事件で、愛里さんが学校に登校していた小学6年生のころに「体にあざがあった」と複数の同級生が証言していることが24日、捜査関係者への取材で分かった。愛里さんが当時、「父親が怖い」と話していたことも判明。6年の3学期になると突然姿を見せなくなり、それから中学校卒業まで一度も通学していなかった。

 大阪府警寝屋川署捜査本部は、小学校高学年ごろから両親が愛里さんに厳しく接し、6年の3学期以降は実質的な隔離状態に置いていたとみている。

 大阪地検は24日、父親の柿元泰孝容疑者(55)と母親の由加里容疑者(53)について、監禁と保護責任者遺棄致死の罪で起訴した。

 起訴状によると、両被告は平成19年3月12日ごろから昨年12月18日ごろの間、内側から解錠できない二重扉や監視カメラを設置した隔離部屋で統合失調症だった愛里さんを監禁。昨年1月からは急激にやせて衰弱していたのに、満足な食事や治療を受けさせずに全裸で放置し、昨年12月に凍死させたとしている。地検は両被告の認否を明らかにしていない。監禁の期間は逮捕容疑では約15年とされたが、地検は起訴段階で範囲を限定した。

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