登板

「懐刀」と呼ばれた積水ハウス新社長、仲井嘉浩氏

積水ハウスの次期社長に決まった仲井嘉浩・常務執行役員 =24日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影
積水ハウスの次期社長に決まった仲井嘉浩・常務執行役員 =24日午後、大阪市中央区(柿平博文撮影

 2月1日付で積水ハウスの新社長に就く仲井嘉浩取締役常務執行役員(52)は経営企画での経験が長く、阿部俊則社長が経営企画部長だった時期からの「懐刀」。「2、3年前から候補に考えていた。若い力に期待している」と阿部社長の信頼は厚い。

 バブル真っ最中の昭和63年に入社。住宅メーカーを選んだのは、「自分が携わったものが大きく残る方がいいから」。オフィスビルなど都市開発案件の営業に10年間走り回った。その後、多くの分野を経験し、バランス感覚を培った。

 阿部社長とは二人三脚で歩み、現行の中期経営計画の策定にも中心的役割を果たした。

 「諸先輩に恵まれた。いつも苦しいことばかりだったが、それぞれ数字として成果が返ってきた」。その自信と、企業理念の「人間愛」を胸に、市場変化の激しい住宅事業のかじを取る。(牛島要平)